大きなニュースが続きますと、その中で大事なニュースが埋没してしまいます。
11月5日(土)の日経朝刊 第5面に記事掲載されました。
ここで言う「国の借金」とは国債や借入金を合計したもので、2011年度末(2012年3月末)の残高が1024兆1047億円に達する見通しとなったということです。(国の債務残高にはいくつも指標がありますが、この金額は国債、借入金、財投債、政府短期証券を合計したもので国の資金調達の全体像を示すものです。ただ、地方自治体の借金は含んでおりません)
東日本大震災で11.5兆円の復興債の発行に加え、為替介入の為の外国為替資金証券の発行限度額を15兆円増額、原子力損害賠償支援機構に資金を出すための交付国債の発行枠を2兆円から5兆円に増額したことで特別会計の借金残高も増えました。
このことで財務省が995兆9232億円としていた当初の見通しに大幅修正が加わりました。
1024兆1047億円を10月1日時点の推計人口(1億2772万人)で割りますと、国民一人あたり約802万円の借金を背負う計算になります。
見通しが変更される前の試算でも債務残高対GDP比212.7%と世界一高い異常な借金財政になっており、ヨーロッパの財政悪化国はもとより他国の比ではありません。
にも関わらず国際問題にならないのは、対外債務(外国からの借金)がほとんどないからです。
日本のこうした体質は1993年のバブル崩壊以降、定着してしまいました。(ちなみに1995年度は86.2%)
以上、皆様のお役に立てば幸いです。
投稿者:株式会社コストダウン 日時:08:46 | 記事URL