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2017年5月12日

「わかった?」は使わない

 一昨日(10日)の日経朝刊 第37面に掲載されました。

 J2京都の池上正・前普及部長が監修した「サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典」を読むと言葉づかいについて考えさせられる。この辞典は「わかった?」と「質問ありますか?」の対比から始まる。

 「質問ありますか?」について「何か大事なことを伝えた後、きちんと理解されたかを確認するために問いかける言葉」と説明し、類語に「わからないところはどこ?」をあげている。

 子どもに何かを伝えた後、ふつうは「わかった?」と念を押してしまう。そう尋ねられても「わかりません」と返せる子どもはなかなかいない。ほとんどの場合、黙ってうなずく。大人でもそうだろう。「わかった?」は「わからないなんてことはありませんよね」という高圧的な言葉として耳に届く。

 池上さんは「できれば『わかった?』は言わないようにしませんか」と勧める。代わりに使うのが「わからないところはどこかな?」だという。「ちゃんとわかった?」と念を押すのではなく、理解できない部分を尋ねる。その問いはコーチが話したことを頭の中でもう一度、確認し、かみくだく作業を促すだろう。

 「学校やサッカークラブに指導に出かけると、そこにいる子どもたちの態度で、そこにいる大人が彼らと日頃、どんなふうにコミュニケーションしているかがすぐにわかります」

 「何を言われても『ハイッ!』と元気よく返事をするほうに気を取られている子どもがいるところは心配になります」

 問題は大人と子どもが対等な関係を結んでいるかどうかだと池上さんは説く。これは指導・教育の場だけの問題ではないだろう。「わかった?」はたとえば職場でもよく耳にする言葉ではないか。「わかった?」のない社会が望ましい。

 以上、皆様のお役に立てば幸いです。

投稿者:株式会社コストダウン 日時:06:39 | 

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