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2017年10月30日

人生100年時代へ生涯現役

 本日(30日)の日経朝刊 第17面に記事掲載されました。

 「人生100年時代」と叫ばれる昨今、老後の働き方や生活ぶりが気になる人は少なくない。80歳になっても90歳になっても、生涯現役で元気いっぱいに活躍する女性はどんな思いで過ごしているのか。3人のキャリアの軌跡と仕事観を紹介する。

 「来週までに調べてきてください」。社員にテキパキと指示を出すのは梅島みよさん(93)。社内人材を育成するマネジメントサービスセンター(http://www.msc-net.co.jp/)の創業者の一人で顧問を務める。自社本の出版で社員と打ち合わせの日々を送る。

 昔から「人生は好きなことをやれば良い」と、きっぱりと話す。出社は週3日。午後、夫と暮らす都内の老人ホームから通ってくる。「若い頃の(物事の)優先順位はモノ、カネ。いまはヒトね」。打ち合わせに参加する社員のことを「分析力がすごい」「書くのが上手」と褒める。「人の良いところを伸ばすことが本当に好きなの」

 梅島さんは終戦後、家計を支えるため、近所の在日米軍基地で働き始め、基地で働く日本人向けの人材育成研修を手掛けた。その後、夫の転職もあり日立製作所の工場で勤務。鉄道車両の輸出関連業務などを経て1966年に創業した。以来、女性の管理職を増やすこと、その研修の必要性を訴えてきた。「当時と比べれば少しは環境が良くなったぐらい」と指摘する。

 約20年前に顧問に退いたが、その時点で仕事を辞めようとは考えなかった。「仕事の量を減らせば良いと思った」。経営に口は出さないが、自社の宣伝のために講演したり本を書いたり。老人ホームでは夜型の生活で本を読みあさる。朝4時まで読書をする日もあるという。

 40歳ごろからがんを幾度も患ったが、老後のことには悩まなかった梅島さん。ただ「さすがに90歳を超えるとおっくうになる。さらに優先順位も考える」。子供の時から大好きな歌舞伎鑑賞や、80歳を過ぎて始めた囲碁はひとまずお預けだ。

 高齢者でも続けられる仕事の代表格が化粧品販売だ。ポーラ・オルビスホールディングスには販売員約4万2千のうち、1万2600人が60歳以上。仕事を続けられるコツは何か。

 JR平塚駅(神奈川県平塚市)から徒歩3分。「肌が荒れたわね」。客の顔を触りながら話すのは飯田芳子さん(85)。同社の販売店のオーナーだ。

 「ゴルフ焼けしちゃって」と苦笑する客(71)は飯田さんと30年来の付き合い。「明るい飯田さんは昔から変わらない」。2~3ヵ月に1回は肌の相談に乗ってもらい、化粧品も定期的に購入している。飯田さんは子育てが一段落した32歳から働き始めた。50歳の頃に辞めようと思ったが、上司に慰留された。「責任を感じると辞める訳にはいかない」。今や50~80代のスタッフ約10人を抱えるオーナーだ。週6日、午前中から働く。

 仕事を続けられるのは「愛嬌(あいきょう)を大切にしてきたから」。平塚のお屋敷に化粧品を売りに行った駆け出しの頃。接客方法が分からないなかで応対した女性が一言。「あなた、笑顔が良いわ」。高額化粧品が売れた。この経験が今の仕事にも生きる。店の売上高は他の店と比べてもひけをとらない。

 若宮正子さん(82)は2月、スマートフォン「iPhone」向けパズルのゲームアプリ「ひなだん」を開発、配信した。定職には就いていないが、毎日がとても忙しい。

 まずは同世代が集う同好会に精力的に参加していること。深夜に新幹線で地方から神奈川県の自宅に帰ることもある。6月は米国とロシアで1ヵ月過ごした。在宅時には再配達の業者がひっきりなしに訪問する。アマゾンの段ボール箱が無造作に置かれる居間には、75歳から始めたピアノもある。「目の前のことに一生懸命取り組んできた」。だからこそいまも元気に活動できると若宮さんはみる。

 銀行員だった若宮さんがIT(情報技術)と出合ったのは定年の頃だった。同好会での活動がきっかけで、独学などで知識を身に付けた。パソコン指導ができるほどの腕前。「ひなだん」を開発したのも高齢者に優しい、シンプルなゲームがあっても良いと思ったから。プログラミング言語「スウィフト」を知人らに教えてもらい、開発に約6カ月かけた。

 「ティムに会った時はとても興奮した」。6月に招かれて米国で面会したアップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)のことだ。「高齢者の開発者」として、世界中の注目を集めた。「やり残した宿題はまだたくさんあるの」。今度は「ひなだん」の多言語対応に向けて開発に挑むという。

 以上、皆様のお役に立てば幸いです。

投稿者:株式会社コストダウン 日時:06:06 | 

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