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2011年3月21日

阪神・淡路大震災の教訓

 東北地方太平洋沖地震から今日(21日)で10日が経過しました。

 残念ながらお亡くなりになられた方、お身内がお亡くなりになった方、未だ行方不明の方、安否不明の方、そして避難されている方が多数おられます。

 また東京電力 福島第一原子力発電所からの被害拡大阻止にも懸命の努力が払われております。

 その活動で一躍有名になりましたハイパーレスキュー隊。

 これは東京消防庁の消防救助機動部隊の通称で、阪神・淡路大震災を教訓に大規模災害等に対応するため、特別な技術・能力を有する隊員や装備で編成されたそうです。

 これまで国内外・地域を問わず、そして地震のみでなく火災、水害時にも出動しております。

 しかし今回のような原発事故への出動は初めてです。

 火や水は見えますが、放射能は見えません。その見えない危険に立ち向かったハイパーレスキュー隊の皆さん、そしてご家族の皆さんにとっては想定外の出動であったと思います。

 「我々がやらねば誰がやる」という高い使命感に基づいた活動であったことを理解しなければなりません。

 そしてハイパーレスキュー隊以外にも阪神・淡路大震災を教訓に、政府対応、県知事権限、自衛隊対応等大きく見直されたことがあります。

 詳細はWikipediaの阪神・淡路大震災をご覧下さい。

 そしてもし阪神・淡路大震災がなければ、今回の東北地方太平洋沖地震でもっと大きな被害が出たものと思われます。

 阪神・淡路大震災の死亡者は6,402名、行方不明者3名、避難人数はピーク時で316,678名で、しかも全壊住家が104,906棟、半壊住家が144,274棟と、今回の地震では今のところ全壊14,697棟、半壊4,901棟と発表されており、その数を大きく上回ります。

 阪神・淡路大震災の被害の大きさを再認識すると共に、東北地方太平洋沖地震についてのこれからの対応や今後の復興に向けて学ばなければならないことがたくさんあるのだと思います。

投稿者:株式会社コストダウン 日時:21:44 | 

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