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2011年6月22日

「世界一」はやっぱりいい!

 日本の次世代スーパーコンピュータ「京(けい)」が一昨日(20日)、計算スピード世界一を獲得しました。

 おめでとうございます。

 非常に明るいニュースです。

 このことは昨日(21日)の日経朝刊 第1面、第12面に記事掲載されました。

 また本日(22日)の日経朝刊では第8面に共同開発した富士通の一面全面広告、第3面には関連記事が掲載されました。

 これは例の「事業仕分け」で「世界一になる理由は何があるんでしょうか?2位じゃダメなんでしょうか?」という質問で一躍有名になった次世代コンピュータです。(ただ、結果として予算は削られることなく計上されました)

 昨日の記事を目にし私(代表 片桐)は「世界一になって良かった」と思い、本日の日経でさらに「やっぱり良かった」と感じました。

 今日の日経朝刊には「世界一のスパコン企業に貸します」という文字が躍りました。

 これが世界二位であれば、記事になったかどうか?、記事になったとしても「世界二位のスパコン貸します」ではパッとしません。

 また、富士通も全面広告を出したかどうかもわかりません。

 世界二位以下は、「世界一」と違い、「位」をつけないとわかりません。 世界二、世界三という文字を見たこともなければ、聞いたこともありません。

 「一」にはトップ、ベスト、No.1という特別な称号が同時に付与されます。

 さらに二位には三位以降と違う別の役割として、「じゃー一位はどこ、誰?」、「一位とどれだけの差?」、「なぜ一位になれなかったの?」と思うのは私だけではないはずです。

 それだけ一位には大きな意味・意義があります。

 オリンピックでは「金メダルを目指します」、「お願い 金メダルを取って」などと言います。

 周りが言うのは簡単ですが、当事者が「世界一」になるには、並々ならぬ努力が必要になります。

 「銀メダル」は日本国内では記録と記憶になりますが、世界では記憶に残りません。

 その位、大きなことです。

 そして「世界一」には非常に重い責任と役割がそれ以降、ついて回ります。

 「世界一」になった分野、業界、種目等の看板になる訳です。

 その重圧につぶれてしまうか、パワーに出来るかが次の世界一につながります。

 一時期、成長著しかったドバイでのトップが「あなた 世界一高い山を知ってますか?」「そう エベレストだよねー」「じゃー2位は?」「知らないよねー」「2位じゃ駄目なんだ、世界一でないと駄目なんだ。だから世界一を目指すんだ」とNHKスペシャル「沸騰都市」で語っていたのを思い出します。

 今回の日本のスーパーコンピュータの世界一獲得が、始業仕分けの発言に対する大議論による予算計上決定等が多大に影響したとすれば、あの発言は影の功労者かも知れませんし、少なくともそう言われたことで大きなニュースに出来たことは功労だと思います。

 日本一であれば世界一である分野はまだ非常に多くあります。

 ただ、ガラパゴスにならない為、世界一の前の目標として日本一を置くのであれば、世界を見ておかなくてはなりません。

 「世界一」 とても素晴らしく、素敵なことです。 

 約1年後に迫った来年のロンドン・オリンピック。是非、代表選手には頑張ってもらいたいと思います。

 改めて今回の次世代コンピュータ世界一獲得 おめでとうございます。

 以上です。

投稿者:株式会社コストダウン 日時:04:30 | 

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