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2011年7月 7日

報奨金制度の難しさ

 私(代表 片桐)は前職で、「お金で釣ったものは、次もお金を投じないと動かない」と報奨金制度によるモチベーション・アップの難しさを教えられました。

 最近の報奨金制度では、日経新聞(6月29日付)で、「NTT西日本が7~8月の2ヵ月間、グループ従業員約7万5千人を対象に家庭内の節電コンテストを実施する。各月の家庭での電力使用量を前年比15%減らした社員に数百円相当の賞品を贈る仕組み。」と掲載されました。

 報奨制度では、経産省による節電アクションでは、東北電力、東京電力管内の一般家庭には参加賞と達成賞が用意されております。

 報奨(金)制度は、その正当で妥当な評価、本来、全うしなければならない職務とのバランス、そして報奨(金)制度をなくした時のモチベーション・ダウン並びにその再モチベーションがとても難しいと思います。

 今回のように節電を一人一人が行わないと周りが困るというものについて、報奨(金)制度が必要かどうかも疑問です。

 私は前職で出張へ行っても、内勤の女性スタッフにお菓子を買ってきたり、いわゆるお土産を買って帰ることが大嫌いで、余程のことがないと、まー買って帰ったことはありません。(その方面では女性に不人気だったと思います)

 私は仕事で出張しているのであって、遊びで旅行に行っているのではありません。また、女性もお菓子で仕事をしている訳ではなく、仕事をすることは当たり前のことで、お互いにその対価として給与をもらっている訳です。お叱りを受けるかも知れませんが、お菓子で釣られるようなスタッフは、所詮、それだけのスタッフだとも思います。

 報奨(金)制度は社員にとっては、ないよりあった方が良いでしょう。ただ、そこに潜んでいる多くの要素に十分、注意を払わないと、本当に大切にしないといけないものを失ってしまいます。

 以上、皆様のお役に立てば幸いです。

投稿者:株式会社コストダウン 日時:06:39 | 

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