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2012年12月16日

私は原発再稼動ありきの関西電力の姿勢は認めない

 関西電力は先月、11月26日に経済産業大臣に小口電力の値上げ申請をし、リリースしました。

 そのプレスリリースにも盛り込まれ、今の関電ホームページ トップにも掲載され、12月の検針時に投函された案内にも「原子力の再稼動に全力で取り組む」と盛り込まれています。

 今、日本が抱えている将来世代に最も影響を与える「負の遺産」は、私(代表 片桐)は「原発」だと思います。

 私は現在、49歳。

 原発ゼロの目処が立たないことには、今を生きる人間として将来の世代に対して申し訳が立ちません。

 13日(木)に放映されましたNHKクローズアップ現代 「東京電力 瀬戸際の内部改革」で取り上げられました東電廣瀬 直己社長直轄の「原子力改革特別タスクフォース」も、まず原発ありきで、原子力部門を改革するにはどうすべきかを考え、結論付けるプロジェクト・チームです。

 昨年の東電 福島第一原発事故のようなことが、将来、二度と起こらないと誰が保証出来るのでしょうか。

 関電社員も東電社員も組織人としてではなく、一個人としては同じではないでしょうか。

 以下、関西電力ホームページ並びに検針時の案内の冒頭文です。

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「電気料金の値上げに関するお願いについて」

 このたび弊社は、火力燃料費の増加等により、やむを得ず、ご家庭や商店など低圧の電気をお使いいただいているお客さまの電気料金につきまして、経済産業大臣に値上げを申請いたしますとともに、工場やビルなど高圧・特別高圧の電気をお使いいただいている自由化分野のお客さまの電気料金につきましても、値上げをお願い申し上げることといたしました。

 お客さまには、昨年来、節電に多大なるご協力を賜り、大変なご不便とご迷惑をおかけしておりますことに加え、厳しい経済情勢の中、電気料金の値上げにより、お客さまの生活や産業活動に多大なるご負担をおかけすることとなり、誠に申し訳なく、深くお詫び申し上げます。

 弊社は、今後も引き続き、安全確保を大前提に原子力の再稼動に全力で取り組むとともに、聖域を設けず、さらなる徹底した経営効率化に最大限の努力を積み重ねながら、最大の使命である電力の安全・安定供給に全力を尽くしてまいります。

 何卒、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

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 以上です。

 参照:

 関西電力 プレスリリース 「電気料金の値上げについて」
 http://www.kepco.co.jp/pressre/2012/1126-2j.html

 NHKクローズアップ現代 「東京電力 瀬戸際の内部改革」(全文表示)
 http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail02_3288_all.html

投稿者:株式会社コストダウン 日時:23:59 | 

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