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2013年11月 5日

企業経営にルールはないのか?

 何を信じて良いのか、誰を信じて良いのか。

 疑心暗鬼になるような企業の不祥事が続いています。

 何も今に始まったことではありません。

 阪急阪神ホテルズの第一報の時点では「誤表示」で、今では「虚偽表示」という言葉が使われ、多様されています。

 これまでは「偽装」という言葉が多く使われておりました。

 昨日(4日)の日経朝刊 第17面には「不作為型の不祥事」などとわかったようなわからないような表現が用いられました。

 不作為の意味は、現在の事実・事象に対して積極的に働きかける行動をとらず、それらの事実・事象を放置するということらしいです。

 その記事では、

 7月 カネボウ化粧品 美白化粧品問題

 9月 JR北海道 異常箇所放置問題

 9月 みずほ銀行 反社会的勢力との取引放置問題

 10月 阪急阪神ホテルズ メニュー虚偽表示問題

 11月 ヤマト運輸 クール宅急便問題

 11月 ルネッサンスサッポロホテル(札幌)、JR四国 子会社が運営する宿泊施設の3店舗、札幌四川飯店、
ホテルコンコルド浜松、近畿日本鉄道系 ホテル・旅館運営子会社2社のレストラン、近畿日本鉄道系のホテル・旅館運営子会社2社がレストラン、高島屋が運営する百貨店の5店舗とグループ会社の商業施設のレストランや食品売り場、ホテル京阪運営の3ホテル、東急ホテルズ運営の全国20ホテルのレストランや宴会場、小田急百貨店と京王百貨店が過去に販売していたおせち料理・・・

 ここぞとばかりに各社が次々と虚偽表示を発表しております。

 かつても同じような相乗り発表があったような・・・

 同じようなことが小さなお店や中小零細企業であれば、すぐに潰れてしまいます。

 しかし、大手は生き残るのでしょう。

 おかしな話です。

 スポーツやゲームには決められたルールがあります。

 ルールを守らないと、負けになったり、失格になったり、退場になったりします。

 企業経営の根本は信用です。

 阪急電鉄 創業者の小林一三氏自身、「成功の道は信用を得ることである。どんなに才能や手腕があっても、平凡なことを忠実に実行できないような若者は、将来の見込みはない。」という言葉を残しています。

 最近の企業の不祥事を見ていると、ルール無用という感じを受けます。

 以上です。

投稿者:株式会社コストダウン 日時:18:29 | 

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